ジマーマの授業

主に教育系の話を書きます。 自分の考えやいい話などを書きます。

LCP in Vietnam② ホーチミン市の高校にて

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今日はベトナムの教育事情について書きたいと思います。
 
私たちはLCPで2か所の高校を回りました。
 
今日はそのうちの1つを紹介します。

それはベトナムの首都ホーチミン市にある高等学校です。
 
ベトナムの中でもかなり偏差値の高い学校です。

 

ここでは第2外国語として日本語のクラスがありました。

私たちはその日本語の授業に参加させていただき、生徒との交流をしました。

 

そこで感じたことは大きく3つあります。

 


1つ目は、日本の高校生とあまり変わらないということ。

生徒たちはスマホを持っていて、SNSなども使っていて、実際にインスタをフォローありしました。

休み時間は生徒同士で集まって談笑したり、遊んだりしているところを見ると、

「日本の高校とあまり変わらないなぁ」と素直に感じました。

 


2つ目は、母国語以外の言語を熱心に勉強していること。

今回は日本語コースの生徒との交流なので、基本的に日本語でのコミュニケーションをしていました。

しかし、高校生で日本語は第2外国語。

簡単な日本語は通じますが、高度なコミュニケーションがうまくいきません。

それでも日本語で会話ができることがすごい…

(自分も大学ではフランス語を選択しましたが、フランス人と会っても何もしゃべれないだろうと思います…)

日本語での交流が難しいときは英語を使いました。

そこでベトナムの高校生の英語力に驚き!

生徒に英語で質問をされるが、質問内容を聞き取れない…。

しかも周りの生徒はわかっている感じ…

彼らは私より英語力がかなりありました。

簡単な日本語と共に高度な英語を話せる高校生ってすごい!

日本の進学校に通う高校生よりレベルが高いと私は思いました。

 


3つ目は日本のことを好きな人がかなりいたということ。

第2外国語で日本語を取るような生徒ですから、日本のことを知っている人が多いと思います。

ドラえもんやコナンなどの国民的アニメはほとんどの生徒が知っていました。

驚きなのが、けっこうな数の生徒が米津玄師の「Lemon」を知っていたことです。

さらに、アニオタである自分といい勝負ができるくらいアニメに詳しい生徒も中にはいました。

その他日本企業のこととか、伝統文化に詳しい生徒もいてみんな日本のことが好きなのだなと感じました。

めっちゃ嬉しかったです。


このようなことをホーチミン市の高校に行って感じてきました。

今日はここまで。

次もベトナムの教育関係の話を書きたいと考えています。


補足:
ここの生徒たちは進学校に通えるくらいの子供なのでベトナムの上位何%にいるのでこれをベトナムの標準にしてはいけないなと私は思いました。
このことについても追々書きたいと思います。

 

 

追加:(10/30)

この高校の他にクアンチ省少数民族の寄宿制高校に訪問しました!

komaaaain.hatenablog.com

 

どうして私がベトナムに行ったか?

答えはこのスタディーツアーに参加したから!

komaaaain.hatenablog.com