LCP in Vietnam③ クアンチ省少数民族寄宿制高校にて
今日は3回目のベトナムについて。
ベトナム中部にあるクアンチという場所にある少数民族寄宿制高校に訪問した話をします。
クアンチ省はベトナムの都会でも巨大観光都市でもなく、いわゆるベトナムの田に分類されるところです。
日本の旅行客がくることはあまりないでしょう。
ありがたいことに、ご縁がありまして、こちらの高校に訪れることができました。
この高校は少数民族寄宿制高校です。
その名の通りここに通っている生徒の多くは少数民族の出身で、親元を離れて寮で生活しながら勉学に励んでいます。
そんな日本では見かけることがないような高校に行きました。
まず、私たちは子供たちとの交流をしました。
全校生徒の前で通訳を介して互いに持っている質問をしました。
私たちが「将来なにになりたいですか?」と質問すると
ある女の子が「日本企業などの外資系の会社で働きたい」と語ってくれました。
その他に自らステージに立って日本語の歌を歌ってくれる生徒もいました笑笑
この質問タイムで感じたことは、みんな堂々としていたことです。
全校生徒の前で堂々と夢を語れることがすごいと思いました。
(日本ではそこで手を挙げる人がどれだけいるのか・・・)
その後一緒に写真を撮ったり、インスタを交換したり、めちゃめちゃ現代的でした。
ある教室をちらりと見るとそこでは数学を授業をやっていたであろう黒板がありました。
そんな難しいことをベトナムの高校生がやっているのかと驚きました。
この学校の生徒たちを見て、私自身ベトナムの田舎や少数民族というものに偏見を持っていたことがわかりました。
ベトナムの田舎はまだ発展していない。
ましてや少数民族はもっと発展していないというステレオタイプのイメージを持っていましたが、それを覆されました。
その後高校の先生方にインタビューしました。
その中で一番印象に残っている言葉は、高校の校長先生がおっしゃられた
「私たちは礼儀、知識、人格を教えるときに意識している」です。
少数民族の生徒が集まっているので生徒たちが持つ生活様式や文化大きく違うことがあります。
そんな生徒が他の生徒と3年間寮で共同生活をするためには礼儀とよい人格必要があります。
そして子供たちの可能性を切り開くために必要な正しい知識も教師として教える必要があります。
これを聞いて私は日本でも同じことが言えるのではないかと思いました。
よかったら見てください。
どうしてベトナムに行ったのか?
答えはあるスタディーツアーに参加したからです!