PDCAサイクルを回せ!
最近学校現場でも少しずつ浸透してきたPDCAサイクルについて今日は書きます。
まずはPDCAサイクルの元々の意味から…
PDCAサイクル(PDCA cycle、plan-do-check-act cycle)は、生産技術における品質管理などの継続的改善手法のことです。
Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の 4段階を繰り返すことによって、業務を継続的に改善する。
この4段階を順次行って1周したら、最後のActを次のPDCAサイクルにつなげ、螺旋を描くように1周ごとに各段階のレベルを向上(スパイラルアップ、spiral up)させて、継続的に業務を改善することです。
(wikipediaより)
これは教育現場でも応用することができます。
授業改善や学校運営においてもPDCAサイクルを回すことを文科省も推奨しており、
学習指導要領でも重要項目としています。
PDCAサイクルは人の成長のメカニズムをシンプルに示しています。
ようはゴールを決めて、そこに向かうための試行錯誤をして、失敗してそのから学んで成長する。
これを生徒たちに意識させることができれば学習効果、学習効率は格段に上がると考えられます。
今日はこのPDCAサイクルを生徒たちにわかりやすく説明する1つの例を示したいと思います。
名付けて「カラオケで高得点をとるPDCAサイクル」です。笑笑
plan:カラオケで得点をとるためにビブラートを多用すればいいのではと考える
do:実際に歌ってみる
check:得点を見たり、ボイスレコーダーを聞きながらどこでうまくビブラートの加点されているか研究する
act:研究をもとにビブラートの練習を行う
このように言ってあげると生徒にもわかりやすいのではないでしょうか?
生徒の興味関心に寄り添って具体例を提示していきたい。
追加:
堀江貴文の教育論は面白い①
今日は有名起業家のホリエモンこと堀江貴文さんが学校教育について書かれた
「すべての教育は洗脳である」について書きます。
私自身堀江貴文さんの本は結構好きで何冊か読んでいます。
堀江貴文さんの教育に対する考え方についてこの本の気になったトピックについて自分なりに考察したことについて書きます。
この本は今の自分にとても大きな影響を与えており、
「海外に行こう」
「起業しよう」
「ブログを書こう」
これらの行動を起こそうと思うきっかけになった本です。
これから求められる人材
現在、「日本が裕福になったこと」や「情報科学技術が急速に発達したこと」によって、
求められる人材が変化している。
具体的には「言うことを素直に聞き、効率よく仕事をする人材」から、
「個性を最大限に発揮しクリエイティブな発想を持つ人材」にもとめらえる能力が変化しています。
さらに人間的な発想が必要なクリエイティブな仕事以外は、
いずれAIやロボットに取って代わられ、今仕事として成立していることもいずれなくなります。
未来を楽しく生きるためにこれからの教育はクリエイティブな人材を育成していくべきである。
しかし、学校教育はクリエイティブな人材を育成するシステムになっていません。
学校では集団行動を強要し、規則や常識に従う人間を育成している。
これは個性を最大限に引き出す「クリエイティブな人材」の育成とは真逆の教育であり、「言うことを素直に聞き、効率よく仕事をする人材」を育成していることになる。
だからこそこれから求められる教育は、学校という空間ではない。
実際に職場を訪れて学ぶ「本物体験」を行う教育。
学校に行きたくない人は行かずに好きなことを全力でやって、そこから稼ぎに結び付けられるような教育が大切である。
まとめ
私自身、教育学部で4年間学び教育について勉強してきたので、
はじめて堀江さんの本を読んだときに驚きました。
大学で学んできたことが正しいと思っていたのですが、
それは教育者の中でしか成立していない。
内輪の正義だったのだと衝撃を受けたことを覚えています。
この本の内容は学校教育制度を真っ向から反対していますが、
不思議なことに文科省も「個性」を育む教育を推進していて、形は違えどこれからの子供たちにつけていきたい力は変わらないのだなと思いました。
クリティカルシンキング(批判的思考)をもって堀江貴文さんの本を読むことが絶対的に必要だなと思いました。
まだまだ違うトピックで堀江貴文さんのことについて書きたいのでまた書きます。
追加:
ドラッカーの実践経営哲学〈望月護〉を読んで
今日は私が読んだドラッカーの本について書きたいと思います。
ピーター・ドラッカーさんは世界的に有名な経営学者・社会学者です。
今なおドラッカーの経営論は高く評価されており、今を活躍する多くの起業家や社長の愛読書になっています。
ではドラッカーのすごさとは何か?
それは経営論の教科書を世界で初めて作ったからです。
モノを売るとはどういうことか?
良いリーダーとは?
この質問にはじめて具体的な答えを出した人です。
今回はそのドラッカーの本の中で
『ドラッカーの実践経営哲学〈望月護〉』を紹介しようと思います。
https://www.amazon.co.jp/新版-ドラッカーの実践経営哲学-PHPビジネス新書-望月-護/dp/4569790674
先述した通り、ドラッカーは会社経営についてのことを多く語っています。
しかし学校現場にも役立つことがたくさんあると感じました。
解釈方法としては、
「教師=上司、生徒=部下」または「教師=会社、生徒=顧客」
と考えると教師がどのような行動をすればよいかが見えてきます。
他の教育本と違い会社経営の視点から教育を見るので新しい知識を得ることができると思います。
「いいものを作ったら売れる」は間違え
どれだけ性能のよい製品を作ったとしてもそれを顧客が必要としていない(需要がない)売れない。
売れる製品を作るためには顧客が何を欲しているのかを知るためにマーケティングを十分に行わなければいけない。
この文章はすごく当たり前に感じると思いますが、
すごいものを作ろうとして独り善がりになることって結構あると思います。
授業づくりでも生徒が何を求めているかを知ることが大切だとわかります。
教師が面白いと思って熱を持ってやっていた授業が、
生徒の理解度を超えていて生徒にとっては全然面白くない授業になるかもしれません。
生徒は授業に何を求めているのか?
この答えを常に考え続けることをしなければいけません。
そのために例えば定期的にアンケートをとるなどして常に生徒のニーズを把握しておく必要があるだろう。
お客さんが買っているのかモノやサービスではなくその効用である
突然ですが質問です
高級料理店の真のライバルはどこでしょうか?
安く食べることができるファミレスやラーメン店などの飲食店を想像する人が多いと思います。
しかし答えは違います。
正解は高級ジュエリー店です。
高級料理店はお客さんに高級感という「気持ち」にお金を払っているので、
必ずしもおいしいものを食べに来ている客だけではないのです。
おしゃれな店で、
おしゃれな服を着て、
おしゃれなワインを飲みながら、
おしゃれなご飯を食べる。
そんな高級感を味わうために人はお金を払っているのです。
だから同じ高級感を人に与えるジュエリー店がライバルになるのです。
このことから提供している商品を顧客が求めている価値には違いがあります。
これは学校教育でも考えなければいけない。
生徒は何のために勉強しているのか。
何のために授業をうけているのか。
これを考えることで生徒にとってよりよい授業を提供できるだろう。
追加:
ブログを書くことについて
今日はどうして自分がブログを書くのかについて書きます。
ブログと言えばみなさんけっこう古いイメージがないですか?
今はスマホでSNSがものすごい速さで拡大し、「ブログ<SNS」という世の中の風潮があります。
ではどうして今だからこそブログなのでしょうか?
それは自分の好きなことや書きたいことを好きなだけ書くことができるからです。
SNSでは文字制限があったり、変に批判を招くような内容の投稿をして炎上することがあります。
しかしブログは自分に興味のある人しか見ません。
よって深い内容を書くにはブログの方が非常に向いています。
2つ目にはアウトプットする場所を作ることです。
人はアウトプット。つまり声に出したり、書いたり、まとめたり、使ったりすることではじめて学習したことを身に付けることができます。
これはアクティブラーニングの根幹にも言えることではないでしょうか?
そしてブログとはアウトプットの最適な場所です。
ブログは普通の日記と違いインターネットを通じて多くの人に見てもらえます。
その分書くときには読みやすい文章。
相手に伝わりやすい文章を書こうとして、内容を深く考えます。
ブログは自分を高める最高の場所です。
これは生徒にも伝えたい!!
教員採用試験に向けて…
ついに今年も様々な地方自治体で教員採用試験の日程が発表される季節が来ました。
未来の先生になるために多くの人がこの採用試験のために頑張って勉強します。
私の場合、昨年の教員採用試験はまさかの高校理科の採用がなく、
試験を受ける前から就職浪人が決定しました。
そして今年は非常勤も臨時講師もせずに自分の能力アップ、キャリアアップのための1年にしたいと思います。
もちろん教採に受からなければ意味はないので、7月まではガチ勉します。
そして大学で有志で行われている教員採用試験対策の集まり(県人会)に顔を出しつつ、面接練習などを行う予定をしています。
専門教科についてはYouTubeで解説をしているので2次試験対策もできるし、1次試験のケアレスミスを防ぎます。
教職についても今後解説動画を出すことで自分の学びにしていこうと思います。
さすがに親に就職浪人を認めてもらったので、今年こそは教採で合格したいと思います。
いい言葉20『ありがとうは言えるだけ言う』
皆さん感謝の気持ちを伝えていますか?
「ありがとう」と言っていますか?
実はコミュニケーションを円滑にする1つの方法に「ありがとう」を口にすることが挙げられます。
感謝の気持ちはすればするほど効果を発揮します。
デメリットは何もありません。
インスタの記事でこのような投稿がバズっていました。
ある家族では食事を食べるときに、
「いただきます。ママありがとう。」
と必ず作った人に感謝するという習慣がいつの間にかできたそうです。
最初は旦那から始まったのですが、それがいつの間にか子供にも伝染してみんなが幸せな気持ちになる。
というお話です。
皆さんもありがとうと言われたら、うれしいと思います。
逆に嫌な気持ちになることなんてないと思います。
(嫌味な意味で使わない限り…)
だからこそ当たり前のことですが、日頃からお世話になっている人には感謝の気持ちを言葉で伝えましょう。
これこそが人間関係を作る第1歩な気がします。
いい言葉19『裏アカを作れ』
今はだれから見てもSNS全盛期です。
私たち一人ひとりが発信者となる1億総発信者社会です。
そんな時代だからこそ「裏アカ」を作りましょう。
特にTwitterについては裏アカを作ることを強く勧めます。
では裏アカで陰口を包み隠さず言うことがいいのか?
それは違います。
裏アカを使って自分の得意分野や趣味について情報発信しましょう。
私自身知り合い同士をフォローしているいわゆる「本アカ」と、
Twitterをやっている教員と繋がるための「教員用裏アカ」を持っています。
まあ、これは自分のYouTubeと連携しているので皆さんも簡単に見つけられると思います。
この裏アカがこれからの時代非常に重要になります。
なぜならSNSには本音がこぼれるから。
未だかつてTwitterほど生の声を聴くことができる場所はないです。
教育関連のことに関してはこれだけ現役の教師の思いや感じていることを聞ける場所はまずないです。
だからこそ皆さんも自分のなりたい職業について調べるのはTwitterを使うことを強くお勧めします。
そして自分の趣味について調べたい。
発信したいと思ったときも裏アカを通じて行うこともお勧めします。
裏アカ同士でオタクでニッチで詳しい話をできるからです。
自分も教育観についてTwitterを通じて議論することもあります。
みんなが発信するからこそ、そこに人が集まる。
そしてこの場所をどう自分に生かすかが、これからの君の力になる!