ゲームと思考力
今日は前回の続きでゲームと教育について。
私はゲーム推奨派です。
今日はゲームは思考力向上に役立つのかについて書きます。
私が子供の時よく母親から
「ゲームばっかりしていると頭が悪くなる。」
と言われて育ってきました。(でもゲームめちゃしてた)
その理由が
「ゲームはボタンを押すだけで、反応するのでゲームをしているときは何も考えていない。ポチポチしているだけだ。」
というのが母の主張でした。
これには当時まったく賛成できませんでした。
ゲームはめっちゃ考えます。
特にRPG(ロールプレイングゲーム)は「高度な思考力」が求められます。
敵の行動や流れ、自分の現在の状況などを先読みし、そこから今の自分の行動を逆算して決めなければいけません。
しかもその思考は論理的なものでなければいけません。
でなければ「自分の予想していた以上の攻撃を敵がしてきた」などの相手の次の行動に対処することができず、負けてしまうからです。
だからRPGをやっているときにはめちゃ考える。
そしてこの考える過程で思考力が育まれると思っています。
「これって勉強と何が関係あるのですか?」と言われると
「先読み」で効果を発揮すると自分は答えます。
国語で文章の先をあらかじめ想定して読む。
理科で物体の運動がどのようになるか先読みする。
この先読みができるかどうかで問題を解くスピードも正確性も上がります。
このように私はゲームのは思考力をあげる効果があると考えます。
しかし1つ注意。
RPGに関して、無駄にレベルを上げてボス戦などをポチポチで倒せるようにする戦い方では思考力は育たないのでやめましょう。
次回はゲームによる学力低下について書きます。