格差の壁をぶっ壊す!〈堀江貴文〉を読んで
今日は堀江貴文さんの「格差の壁をぶっ壊す!」について書きたいと思います。
これは2010年に書かれた本で堀江さんが刑務所に入るか入らないかぐらいに出された本です。
堀江さんの本の中ではかなりマイナーな分類に入りますが、
読んだので書きたいと思います。
金持ち批判をする人こそ金のことしか考えていない
格差でよく問題になるのが収入格差などお金の話。
「お金持ちはもっとお金を稼ぐからそれはよくない、貧しい人たちに分けろ!」
という声がよく聞こえますが、格差というのは、低いと感じたものが上の人になりたいと思い、それが叶わないと思う人が発する言葉です。
つまりお金持ちを批判する人のほうが、
お金についての欲が強くて、いつもお金のことを気にしているのです。
格差があるといって批判だけをすることは無意味で、そこから何か生み出す努力をしないとその人の格差は一生なくならない。
つまり格差を感じているのなら、批判や文句を口にするだけではなくて、その格差を埋めようと努力することが必要なのです。
格差是正がなんの根拠もなく正義になっている
格差があることは常に問題なのでしょうか?
今の日本の世の中は平等信仰の度が過ぎてるのかもしれません。
みんなが格差なく平等にあることが正義と感じている人が多いかもしれません。
しかしこれは社会主義的な考え方で、
平等志向はお金や報酬といったものが平等にされるというイメージがあります。
これは結果の平等です。
「じゃあ、功績を残した人にも何も送らないのか?」
これはこれで不平等だと考えることができます。
格差是正がすべて間違っているとか考えられないが、
「さぼっている人にも平等に。」というのは疑問が残ります。
格差問題は上に行くよう努力するか「俺ルール」で生きていけばいい
格差を問題視するのは自分がそのヒエラルキーで下にいると感じたときです。
そのときの解決法としてはまず、自分がその格差を感じなくなるくらいに努力して上に行くこと。
もう1つはその格差のあるところにいることを捨てて自分で新しい道を開拓し、「俺ルール」を作ってしまうことです。
親の言うことは正しい、年長が有能などの無難な物言いは思考停止にすぎない
親や年上の言うことをすべて丸呑みすることはよくないです。
常に何が正しいのかを考えるようにしなければいけません。
相手の言っていることに常に疑問を持つ批判的思考を持つようにしましょう。
今日はここまで。
「かなり極論ですが、間違ったことは言っていないな」
と思いました。
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