日本再興戦略〈落合陽一〉を読んで①
https://www.amazon.co.jp/日本再興戦略-NewsPicks-Book-落合-陽一/dp/4344032179
今なお売れ続けている大ヒット書籍の「日本再興計画」
これを書かれているのは日本で最も話題の人である落合陽一さん。
彼は企業経営者であり、メディアアーティストであり、大学の准教授です。
この本を読まれた人はたくさんおられると思います。
教育学部の学生としての視点で大切だと思ったことを書きたいと思います。
まずは1章について書きます。
定義できないようなふわっとした言葉は疑ったほうがいい。
例えば「欧米」という言葉を聞いてどのようなイメージが湧きますか?
なんとなくもわっとイメージできますが具体的にどんなものかって想像しづらいと思います。
欧米にはアメリカ、イギリス、ドイツ、フランス…などの国が混ざった概念であり、それぞれの国には違う文化や歴史があり、それぞれの国ごとに定義して考えることが必要です。
しかしこれらの国を一色端に考えていることで問題が生じてきます。
日本は欧米諸国を模倣して成長してきました。
欧米を1つと考えてしまっているのでいろいろな国の法律や思想、文化を色をごちゃごちゃのまま吸収してしまい、今の日本経済、教育などに見えない悪影響を起こしています。
また日本のよさや特性についても改めて考える必要があると思いました。
「日本人は日本はだめな国だ、欧米をどんどん吸収しよう」
という考えがいまだに根付いています。
その影響を受けて、逆にゴールデンの番組には「日本を讃える」番組が増えています。
日本という国は弥生時代から中国に倣って成長し、
明治維新ではヨーロッパに倣って成長し、
第2次世界大戦敗戦後はアメリカに倣って成長した事実はもちろんあります。
しかし今の日本は急速な超高齢化社会をという世界中のどの国も突入していない領域に入っています。
なので日本はどこかの国に倣うことはできず、自らの力で成長することがいま求められています。
日本には日本の歴史や文化が何前年という長い時間の中で育まれており素晴らしさがあります。
東洋独自の自然崇拝、行間を読む文学。
日本独自の良さというものをあたらめて日本人が理解する必要があると思いました。
そして教育学部の学生として日本語と日本史を深く学ぶ必要があると思いました。
普段使っている「言葉」に疑問を抱き、真の意味を考えることで賢くなれます。
日本の歴史を学ぶことで日本をより深く知ることができます
特に文化の変遷は大きな手掛かりになると思います。
高校時代にここまで考えていたならもっと国語や日本史を勉強していたなと思いました。
国語と社会を学ぶ必要性を感じることができました。
1000文字以上書きましたが、まだ1章しか読んでいません。
精読します。