watchaTOYOTA アウトプット③ 陰山英男先生
陰山英男先生は100マス計算を全国に広めたてとも有名な小学校の先生です。
現在は教壇には立っていませんが、様々な事業を通じて教育に関わっています。
それでは今日も書いていきたいと思います。
集中とはスピードである
子どもたち、特に小学生が集中して勉強するために必要なことは時間を制限してとにかく素早く学習させることです。
子どもたちに「ちょっと無理なのでは」と思わせるくらいのハードルを設定する方がいいということです。
例えば漢字を覚えるとき。
これは1時間に集中してドッと覚えさせた方が後日のテストの成績はいいです。
また覚えさせるその日にテストをします。
こうすることで
「テストは明日にあるのだから、今日はサボろう。」
と言って結局やらない子が多くなります。
ついでに、同じ漢字10回書いたりすることは本当の無駄だそうです。
100マス計算の正しいやり方
100マス計算の数字は毎回同じものを使います。
「えっ、毎回同じやつを使ったら子供たちは覚えてしまって、100マス計算の意味がなくなってしまうのでは?」
と多くの人は思います。
しかし、同じやつを何回もするほうがいいのです。
理由の1つ目はタイムが短くなりやすいこと。
タイムが毎回短くなっていくと子供たちも成長している実感があります。
そして次も頑張ろうと思えるようになります。
2つ目は結局高速で計算していること。
100マスすべてを覚えて解いている子供はほとんどいません。
こどもたちはそこに当てはまる数字を知っていても1度数字を見て、瞬時に「1+3=4」と計算しています。
この数字を見ただけで答えがわかる状態になることは今後の計算で非常に有効です。
これらの理由から100マス計算は同じものを使い続けたほうがいいのです。
~感想~
陰山先生は教育情報に疎い自分でも知っているくらい本当に有名な先生で、講話を聞けたことにすでに感動しています。
割り切った口調や発言がなんともすがすがしくて大好きになりました。
初等教育についてあまりよく知っていないのですが、陰山先生の教育法が確実に子供たちの成績を上げているので素直にすごいと思いました。
勉強できる子供を育てるのではなく、頭の回転が速い子供を育てるという考えをこの講話の中に感じました。