自分を変えることは難しい
今日は暗い話になりますが、自分が経験したことについて書きます。
私は教員採用試験のために教育について詳しく学び、今の学校教育の歪みを知りました。
著名な経営者や思想家の自己啓発本を読んで考え方が変わりました。
「こんな何もない自分でも先生になる以上に、子供たちや世の中のためにできることがあるのではないか?」
そう思うようになりました。
この気持ちで思考し、このブログを作るきっかけとなった「学習用問題のコミュニティウェブサイトをつくる」ことを思いつきました。
そのため、HPについて学び、サイトの基礎を作りました。
予算を計算し、市場調査を行い、先生向けのアンケートを作りました。
ビジネスコンテストにも積極的に応募しいくつかの大会では通過することもできました。
しかしこのプロジェクトは現実のものとなる前にさまざまな理由で中止となりました。
今ものすごく挫折感と虚無感を感じています。
それはただプロジェクトが失敗したからだけではなく、結局自分を変えることができなかったことにとても悔しい思いがあるからです。
考え方を変えても行動や性格を変えることはとても難しいことを知りました。
私は初対面の人に声をかけることが苦手でした。
これは起業家としては最悪の性格ですが、これもプロジェクトを進めるうちに初対面の人と話をする機会が増えるので自然と治るだろうと思っていました。
しかし、苦手意識が治ることはありませんでした。
この性格を変えることはできなかったのです。
これには自分自身失望していますし、まだまだだなと思いました。
半年間だけでは自分を変えることはできない。
これを私は学びました。
でもプロジェクトを始めてよかったことはとてもたくさんあります。
このプロジェクトを進める中で様々なことを知り、様々な人と出会いました。
日本には知られていないが教育で熱い思いを持つ人が集まっていること。
教育を少しでもよくしようとベンチャー企業を立ち上げている人が実はたくさんいたこと。
起業家たちは本当に面白い人たちばかりであること。
自分を変えることは難しいですが、変わろう行動をおこすことで得られるものはとても大きいです。