ジマーマの授業

主に教育系の話を書きます。 自分の考えやいい話などを書きます。

watchaTOYOTA アウトプット① 内田先生

f:id:komaaaain:20190820145112j:plain

8/17日に愛知県で行われた教育系フェスティバル「WatchaTOYOTA」に参加しました。

 

そのなかで教育界の著名人の方々から面白いお話をしていただいたのでそれについて書きたいと思います。

 

まずは内田良准教授のことについて書きます。

 

この方は現在学校における事件や事故について研究しています。

 

 

部活動の事故が起こる時期や原因は大体同じであること

 

この言葉通り学校事故は同じようなことをなんども繰り返しているのです。

 

柔道での死亡事故はほぼすべて5~8月に起きていて、その理由は初心者に対し、大会に向けて先輩が本気で技をかけて初心者が受け身を取れないからです。

 

そして受け身を打てず、脳を激しく打って脳挫傷で死んでしまいます。

 

これをやめさせることで事故は格段に減ったそうです。

 

 

金髪の理由

 

内田先生は髪をハイブリーチで染めています。

 

その理由は自分の権威を下げることです。

 

名古屋大学の准教授という権威を金髪という人間性を低く見せることで下げ、自分の話を相手に1意見として聞いてもらえるようにしているのです。

 

「あいつ何者だ」と思わせて相手を引き付ける効果もあるそうです。

 

 

職員室を変える

 

職員室の雰囲気が先生のモチベーションを大きく左右します。

 

職員室で残業は当たり前、

後輩は先に帰ってはいえない、

教師なら子供のためにいくらでも働け、

という雰囲気であれば最悪です。

 

さらに職員室で怒鳴られることもよくないです。


生徒が見ていることもあるのでより精神的な負荷が大きくなります。

 

またタイムマネジメントもできていません。

 

特給法により時間無制限で自主的に残っていたり、タイムカードはなく捺印で出席をチェックしたり、タイムカードを切ってから残って仕事をする。

 

これらは一般企業では考えられない劣悪環境です。

 

そしてその根底にあるのは、職員室の雰囲気や、日本独特の強い同調圧力です。

 

ここを解決していくために先生は積極的に声を上げてマスコミに実情を伝えて法整備を行うべきとなっています。

 

 

~感想~

 

内田先生は現在劣悪な環境で働いている先生方や苦しい思いをしている子供たちの声を発信している人だと改めて感じました。

 

学校環境と先生の意識改革を推進するためにこれからも応援していきたいし、発言をチェックしていきたいと思います。