金を媒介することで仕事の価値は下がる
お金で溢れている現代だからこそ、
改めてお金とはなんだと問いただすための言葉です。
多分なにかのYoutubeの動画で堀江貴文さんがおっしゃっていた言葉です。
これを聞いて自分もハッとしました。
1つたとえ話を書いたのでみなさんも考えてみてください。
ストーリー1
A君はある日教科書を忘れてきました。
A君が困っているとB君が見せてくれました。
またあるとき今度はB君が教科書を忘れました、
B君が困っているのを見てA君がお礼に教科書を見せてあげました。
なにげない日常のやり取りです。
ではここにお金が媒介するとどうなるでしょう?
ストーリー2
A君がある日教科書を忘れてしまいました。
A君が困っていたのでB君は教科書を見せるかわりに100円要求しました。
A君は100円払ってB君の教科書を見せてもらいました。
またあるとき今度はB君が教科書を忘れました、
B君が困っているのを見てA君がこの前と同じ金額の100円で見せてあげると言いました。
B君は100円払って教科書を見せてもらいました。
どうでしょうか?
どちらも損はしていません。
ストーリー2はお金が回っただけです。
しかしなんとなくストーリー1の方が2より温かい気持ちになりませんか?
お金には心の温かさを0にする力を持っています。
これは行動に対する価値を可視化しているからです。
しかし、本来の仕事の価値はお金で測ることができません。
ストーリー1はお互いに無償で行ったからある意味よかったのです。
そこに「ありがとう」という感謝の気落ちを伝えればきっとまたA君が教科書を忘れたとしてもB君は貸してくれると思います。
これはお金の価値で測れば100円以上の価値があることなのです。
そして無償で行うボランティア活動などにはこのような助け合いの価値が生まれます。
「タダより高い物はない」とはよく言っただと思いました。