教師に対する風あたり
最近よく教師の不祥事がニュースになります。
今日はこれらのニュースを見て自分が思うことを書きます。
タイトルにあるとおり、世間の教師への風当たりは尋常じゃないくらい強いです。
少しでも不祥事があれば、Twitterでたたき、ニュースでたたき、TVのコメンテーターがたたきます。
確かに、教師は大人達の国の宝である子供の成長を促し、そして守るとても大切な仕事です。
当然その仕事には大きな責任があり、不祥事などもってのほかです。
それでも世間の目は厳しすぎると思います。
犯罪を犯す数%の人間はどこの仕事をしている人の中にも存在します。
これは世界の摂理であり、確率論的に正しいです。
そして日本には約100万人の教師がいます。
つまり日本人の1%は先生なのです。
ですから確率論で考えれば100回犯罪が起きれば、1回は教師が犯罪を犯しているのは当たり前です。
しかし、報道はそうではありません。
教師という責任ある仕事をしている人の不祥事を多く報道しているので、教師はよく
不祥事を起こすイメージが生まれるのです。
それによって世間の教師に対する目がさらに厳しくなる。
悪循環です。
もちろん教師という仕事は大きな責任がある仕事なのですが、
一般のサラリーマンなども責任をもって仕事しているのではないでしょうか?
なのに教師だけ「子供たちに悪影響だ!」とものすごい勢いで非難します。
↑のYahooニュースもそうです。
あれは先生が「死ね」と言って、それが明るみに出て現在処分が検討されているというニュースです。
しかし一般企業では上司が部下に「死ね」と言ってもこんなに大きなニュースにはなりませんし、そもそもニュースになりません。
ここに私は教師への風当たりの強さを感じます。
日本は教師に優しい社会ではないのかもしれません。