多様性社会と特別支援教育
今回は多様性の特に障がい者支援などについて書きたいと思います。
多くの日本人は多様性という言葉で思考が停止している。
「多様性に賛成している」
「多様性を理解しているから問題解決した」
という考え方が蔓延している。
24時間テレビなども多様性社会の発展に対して中途半端だ。
障がい者と一緒にダンスしたり、歌を歌ったりすることで、多くの人が障がいについて認識することができる。
これは今まで目を向けてこなかった人が障がいについてもっと知ろうと思うきっかけになり、すごくいいことです。
しかしそれが障がい者のための力に本当になっているだろうか?
私は多様性を考えるうえで「認知」はもちろん「雇用」も大切だと思います。
障がい者が生活しやすい社会。
働ける場所がある社会が必要だ。
私の大学の清掃員は知的障害を持っているであろう人が担当している。
これは知的障害者を雇用し仕事をできる環境を作っているのです。
このように障がい者に仕事を作るような営みがもっと広がる必要があると私は思います。
私は大学の介護実習で、知的障害者の特別支援学校に行き、2日間子供たちと行動を共にしました。
私の担当のクラスは職業コースといい、知的障害比較軽い子供たちがいて将来一般企業に就職するクラスでした。
彼らは清掃員の資格などを取るために一生懸命に練習しています。
私自身こんな活動があることをこれまで私は知りませんでした。
彼らには将来の夢があり、恋をしていたり、友達と遊んだり、私が思っていた知的障害とは違う子供たちでとても驚きました。
健常者にも得手不得手があり、障がい者にも得手不得手があります。
障がい者はそれが目に見えやすい得手不得手だということ。
得意なことを見て、彼らに仕事として任せることが必要だと思いました。
そのためには障がい者の得意なことをできるような仕事を作ることが必要だ。
それは私たちが呼び掛けることによってできると思います。