反転授業について②
今日は反転授業の続きについて書きます。
前回の記事です。こちらからお読みください。
反転授業とは授業と宿題の役割を「反転」させた授業スタイルです。
予習を充実させて、そこで知識の定着を図り、授業ではもっと発展的な問題をやったり、実験やグループ活動など行うことです。
これにより授業時間を大幅に確保できるのでより面白い活動をすることができる夢のような授業スタイルです。
しかし、これを実現するには障壁があります。
まずは予習をする習慣を生徒たちに付けなければなりません。
反転授業では知識理解を予習の段階でやらせるので、
予習をしている前提で授業を進めます。
予習は必須事項なのです。
しかし、生徒が予習をするかというとほとんどの生徒はしていないと思います。
(自称まじめの自分もやっていなかったし、周りもやっている人が少なかった)
中高生は勉強に部活、遊び、恋愛ととにかく忙しい。
1つの授業のために自由時間を使いたくないのが本音だと思います。
これをどのように解決していくのか?
自分が実践しようと考えている方法を紹介します。
①予習ノートの提出
成績という人質を使って強制的に予習をさせる方法(根本的な解決はしていない)です。
授業中にノートを見て回り評価することで無りやり予習させる方法です。
そして予習で勉強することで授業での実験やグループ活動に生かされている、なおかつ楽しいと思ってもらうような授業づくりをすればいいと思います。
②予習用動画をつくる
復習のように1度習ったところではなく、予習では知らない分野の学習をするのでわかりやすくする必要がある。
そこで動画で予習をできるようにします。
ついでですが、
未だに家庭にネット環境がない生徒がいて、
学校のWifiも使うことができないのであれば、
学習機会に差があるのでやらないかもしれません。
現在反転授業の実践に向けて企画書を作っています。